Paris日記〓その11
2006-08-24


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ホテルでシャワーを浴びてもう夕方、と言ってもまだ明るい。
薫ちゃんに無事行って来れたよ、と電話で報告したら
敏さんが急に入院になってしまった、と。
敏さんは私が来る前に手術したばかりだった。
外科的な事で経過が良くなかったらしい。
・・・心配すぎる。
薫ちゃんも大丈夫かな・・・・。

ミッシェルにお礼の電話をして
晩ご飯を一緒に食べることにした。
「namiki」という、日本人の作るフランス料理の店。
ステーキの付け合わせが天ぷらだったりするのが
日本ではあり得ないのだがとてもおいしく
リーズナブルでサーヴィスもよかった。
ガメイを一本あける。
ミッシェルは一年間の留学生活をもうすぐ終える。
友人たちはみな、じゃあ、ミッシェルがいるあいだに
フランスに行くね、と言ったけれど、本当に来たのは
お母様と来月来る妹さん、そして私だけだそうだ。
そういえば前回パリに来た時に敏さんに
「みんなまた来るね、って言って帰っちゃうけど
本当にまた来たのは公子ちゃんだけだよ」
と言われたな。

ミッシェルがお散歩しましょう、というので
夜のパリをふらふら。
パリ・プラージュに行こう、と言っていたのに
観覧車を見たらあれにのろう!!ということになって
チュイルリー公園を目指す。

「ショートカットしましょう」
と彼女は迷路のように刈り込まれたガーデンをズガズガズガ、
と入っていったが。植え込みの角々に妖しく
孤独なオーラ爆発の男性がひとり、またひとりと立っている。
「あれ、ゲイだね」と私。
「ええーー。そうですかああ」
ひゃああー。気がつくといっぱいいるよ。
通り抜けようとしたところが行き止まりの柵に成っていて
乗り越えようとしたり戻ったりしながら
どうにかゲイの出会いの広場、脱出。
あー。びっくりした。

観覧車は前にも乗ったけど、ただのお皿でスゴく怖かった。
けど何故か今回はへーきだ。
日本ではあり得ない早さでてっぺんに到着してしばし止まって
くれる。シャンゼリゼの凱旋門も見える。
きれい。きれいな街。
エッフェル塔のてっぺんからシャンパンがあふれるように
きらきらとイルミネーションが輝き、正時だとわかる。
これこれ。これがきれいなの。
12時の最終の回だったのね。

おいしいごはんときれいな夜。
ホテルまでおしゃべりしながらぷらぷらと歩いて帰る。
[脳外旅行記]

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